プレゼンで、地図上にデータを表示するチャートを使用したことはありますか?
例えば、小売業の販売戦略を練る場合、地域のデータが重要な根拠となることもあり、地図上にグラフをできればチャートも作りやすいです。
他にも、地質や環境のレポートを作る際にも、地図上にグラフを表示する機会もあるでしょう。
スーパーマップル・デジタルでは、地図とデータを組み合わせて簡単にグラフを表示することができます。
仕事でも使用する頻度が高そうな機能なので、使い方を確認して下さい。
スーパーマップル・デジタルで扱えるグラフ
スーパーマップル・デジタルで表示できるグラフは以下の3種類です。
- 分布図
- 円グラフ
- 棒グラフ(積み上げ)
用途に応じて使い分けが必要ですが、グラフの作製方法はほぼ一緒です。
以下、分布図を表示する方法を紹介します。
スーパーマップル・デジタルで地図上にグラフを表示する方法
1.住所情報と数値が含まれるデータを用意する
地図上のどこにグラフを表示するのかを指定するために、用意するデータには住所情報が必要になります。
今回は、サンプルデータとして「東京23区の人口」データを用意しました。
使用したデータは以下の通りです。
区部名 | 郵便番号 | 人口 |
---|---|---|
江東区 | 135-0064 | 469,691 |
豊島区 | 170-0014 | 287,907 |
千代田区 | 102-0072 | 48,839 |
品川区 | 142-0063 | 369,378 |
北区 | 115-0045 | 333,850 |
中央区 | 104-0044 | 130,073 |
目黒区 | 153-0042 | 271,106 |
荒川区 | 116-0002 | 205,085 |
港区 | 107-0052 | 209,641 |
大田区 | 146-0082 | 696,300 |
板橋区 | 174-0044 | 536,766 |
新宿区 | 160-0005 | 327,988 |
世田谷区 | 156-0044 | 885,785 |
練馬区 | 176-0005 | 717,405 |
文京区 | 112-0012 | 209,716 |
渋谷区 | 151-0064 | 209,619 |
足立区 | 120-0012 | 685,152 |
台東区 | 110-0006 | 180,514 |
中野区 | 165-0026 | 313,879 |
葛飾区 | 125-0062 | 440,052 |
墨田区 | 130-0001 | 249,499 |
杉並区 | 166-0001 | 550,434 |
江戸川区 | 132-0024 | 673,809 |
平成25年1月1日のデータだそうです。
郵便番号は区内の代表的な郵便番号です。
取り込むデータは.xlsのエクセル形式です。2007以降の.xlsx形式では読み込めませんので、.xlsに変換しましょう。
上記のデータでは、郵便番号を元に住所を特定できるようにしています。
2.分布図データを取り込む
ソフトの上部にある「取込」を選択します。
「グラフ」の「分布図」を選択します。
グラフ作製の手順を案内してくれます。
まずは、読み込むデータを指定しましょう。
その後、グラフを作成するのに必要な質問が続きます。
・データの1行目は見出しなのか?
・どの行がデータで、どの行が住所なのか?
上記を指定するとグラフを作成してくれます。
完成です!!
分布図のバブル部分が地名を隠してしまっているので、バブルの透明度を下げましょう。
こうやってみると、都心部は人口が少なくて、周辺部分が人口が多いことが一目瞭然ですね。
地図を使ったグラフ表示は説得力がありますね。
その他にもスーパーマップル・デジタルを仕事に使う方法が動画で紹介されていました!
私は営業で外回りをしませんが、なかなか興味深い使い方を紹介していますよ。
さらに、スーパーマップル・デジタル15はクラウドでデータ共有もできるので、
データ共有で営業日報を効率よく作製することもできるようです。
そちらの動画も紹介しましょう!