スーパーマップル・デジタルにはいくつかのエディションがあります。
当サイトでも以下のエディションを紹介しました。
しかし、スーパーマップル・デジタル15では、もっと狭いエリアだけの地図データを購入することもできます。
地図データだけを購入する方法は、安く購入できるというメリットがありますが、デメリットもあります。
このページでは、スーパーマップル・デジタルの地図データの購入について紹介します。
広域日本システムと地図データの関係
地図データだけを購入しても、スーパーマップル・デジタルを使うことは出来ません。
地図データを使用するためには、広域日本システムというソフトの購入が必須になります。
広域日本システムとは?
広域日本システムには、以下の物が含まれます。
- 地図データを見るための基本ソフト
- 日本全域の広域地図(縮尺の小さな地図)
地図データを見るためのソフトが含まれますので、地図データ毎に購入する場合は必須となります。
イメージとしては、こんな感じです。
・広域日本システムが閲覧には必須なこと
・詳細な地図データは随時追加購入できること
この2点を抑えておきましょう。
例えば、「東京、神奈川、千葉」だけの詳細地図が必要であれば、
- 広域日本システム
- 関東2の地図データ
の2点を購入する必要があります。
地図データの購入はお得なのか?検証してみた
地図データ単品は安いですが、本当にお得なんでしょうか?
いくつかのケースで検証してみましょう。
記載する価格は、記事投稿時点。税込価格です。
ケース1:東京・神奈川の詳細地図だけが欲しい。
地図データを購入する場合と関東甲信越版を購入する場合で考えます。
1.地図データを購入する場合
必要なのは以下の2商品です。
- 広域日本システム
- 関東2の地図データ
広域日本システム:2,160円
関東2の地図データ:1.080円
合計:3,240円
2.関東甲信越版を購入する場合
関東甲信越版:4,500円
結論
地図データを購入する方が1,300円くらい安い。
ただし、追加で静岡のデータが欲しい時は、「東海」のデータを追加で購入する必要があります。
東海の地図データも1.080円かかりますので、費用差はほぼなくなります。
ケース2:東日本全域の地図が欲しい
東日本(北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、千葉、山梨、長野、新潟、福井、石川、富山、静岡、愛知、岐阜、三重)の地図が欲しい場合について考えみます。
1.地図データを購入する場合
必要なのは以下の9商品です。
- 広域日本システム
- 北海道の地図データ
- 東北1の地図データ
- 東北2の地図データ
- 関東1の地図データ
- 関東2の地図データ
- 甲信越の地図データ
- 北陸の地図データ
- 東海の地図データ
広域日本システム:2,160円
地図データ計:8,640円(8個×@1,080円)
合計:10,800円
2.東日本版を購入する場合
東日本版:6,500円
結論
東日本版を購入した方が、費用が4,000円以上安くなる。
全国版が、11,800円なので、地図データを個別で買うのと1,000円くらいしか違いません。
地図データの個別購入について
地図データの購入が2個までなら、個別購入の方がパッケージよりも安くなる。
ただし、地図データの購入が3個を超えると、パッケージの方が安くなってくる。
さらに、パッケージ版は収録される地図が多いので、費用対効果が高い。
絶対に他の地図データを購入する予定がない!という場合だけ、地図データの個別購入がお得な選択になってくる。