スーパーマップル・デジタルを使って、出発地から目的地への移動ルートを調べる方法を紹介します。
スーパーマップル・デジタルでは、以下の2つの移動ルートを調べることができます。
- 車を使った移動ルート
- 徒歩と電車を使った移動ルート
車を使った移動ルート
自動車や自転車の利用をメインにした移動ルートを作製することができます。
作成された移動ルートはSDカード等に出力して、カーナビで利用することができます。
また、利用する車種を指定することで、高速道路の利用料金が変更されます。
徒歩と電車を使った移動ルート
徒歩区間は歩行者専用のルートを作成します。
利用できる鉄道・飛行機の利用区間では、乗り換えを含めて使用すべき乗り物を教えてくれます。
スーパーマップル・デジタルのルート検索の使い方
1.スーパーマップル・デジタルの上部(メニューバー)にある「プラン」をクリック
※スーパーマップル・デジタルでは、移動ルート作製のことをプランと呼びます。
2.プランに関する設定をソフトの上部で設定
設定出来る内容は、以下の通りです。
車のルート検索の場合
・車種 : 利用する車種の選択ができます。
・検索優先順 :推奨ルート、距離優先、一般道優先の中から優先する検索方法を選択します。
・日時設定 :出発日時あるいは到着日時を指定します。
・複数の結果を検索 :複数のルート検索を実行します。
・高速道路ICの選択 :高速道路を利用する場合のIC・出入口について自動で選択するか、手動で選択するか選べます。
徒歩+鉄道のルート検索の場合
・連携ソフト :必要な場合、利用する路線検索ソフトを選択します。
・検索優先順 :鉄道や飛行機でのルートに関して、時間優先、乗換回数優先、料金優先の中から優先する検索方法を選択します。
・日時設定 :出発日時あるいは到着日時を指定します。
・複数の結果を表示 :複数のルート検索を実行します。検索に時間がかかる場合があります。
・鉄道駅の選択 : 鉄道・飛行機等を利用する場合の鉄道駅・空港について自動で選択するか、手動で選択するか選べます。
3.出発地と目的地を設定
出発地点を地図上で右クリックし、出発地点とします。
目的地を地図上で右クリックして、目的地点とします。
※途中経由する場所があれば、追加することもできます。
4.ルート検索実行
ソフト上部の「プラン実行」をクリックします。
※自動的にルートを作成してくれます。
ルートの完成です!!
作成されるルートは、地図上に作成されるデータと、テキストとして作成されるデータがあります。
地図データはこんな感じです。
もちろん、この状態で地図の縮尺を変更したり、中心地点を変更することができます。
テキストデータはこんな感じです。
車の場合は途中の交差点等の名称が記載されます。
おまけ。作成したルートを出力する
作成したデータは、RCX、カーナビ、GPSの形式に出力することができるので、他の機器と連携することができます。
スーパーマップル・デジタルでルートを作成して、持ち歩くというイメージですね。
出力できる形式を紹介します。
RCX形式
RCX形式(カスタム情報交換ファイル)に対応したカーナビなどで利用することができます。
カーナビへの出力
PanasonicのDVD型カーナビとHDD型カーナビ用にデータを出力します。
スーパーマップル・デジタルで作成したルートがPanasonicのカーナビで利用できます。
GPX形式の出力
GPSのデータとして利用可能なGPX形式で出力することができます。
GPX形式はしっかりと規格化されたGPSの表現方法なので、汎用性があります。
独自のGPSデータを扱うガーミンGPS形式で出力することも可能です。